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2005/04/03

アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書

先日購入した『アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書―EJ対訳』を読んでいます。

この本は、アメリカ、バージニア大学のE.D.ハーシュ教授が編纂した小学生用教科書からアメリカ史の部分を抜粋したもの。同教授は、アメリカの大学生の文化的な基礎知識の低下などに危機感を覚え、1988に『The Dictionary of Cultural Literacy』(最新刊はThe New Dictionary of Cultural Literacy)を発刊、その後、小学生用の教科書のシリーズを発刊した、ということです(Core Knowledge Series)。

この本では、3年生〜6年生のアメリカ通史から編纂されているとのこと。まだ途中だけど、おもしろいです。時に臨場感溢れ、また子どもたちに語りかけ、考えることを促していて、こんな教科書でお勉強できたらいいなあ、と思いました。

アメリカは教科書検定があるわけでなく、実際にこの教科書がどれだけの小学校で採択されているのかな?という疑問はあります。だって、こういう教科書で学んでいたら、ブッシュ君みたいな人についていくアメリカ人って、考えにくいような気がするんですよねえ。

文章は小学生のために書かれたものですが、日本で児童用の本にありがちな「お子様向け」では、ありません。わかりやすく、平易で、格調の高い英文だと思います。歴史についての記述も、バランスのとれたものです。
たとえば、アメリカ先住民について、「Native American」ではなく、「アメリカインディアン」と自分たちを呼ぶ、という記述は、なるほどと思いました。英語で、インディアン全体を呼ぶなら、そうですよね。でなきゃ、ポピ族とか、ナバホ族という言い方になるでしょうし、と思いました。

やさしい英語ですけど、ときどき歴史・社会学・経済学などの用語も登場します。でも対訳があるから大丈夫。この対訳、単なる逐語訳じゃなくて、ちゃんと原文のニュアンスをくんだ、達意の和訳になってます。そのあたりも照らし合わせて読めます。

英語をお勉強しているすべての人に、おすすめ。また、『The New Dictionary of Cultural Literacy』は、アメリカの大学生が知っておくべきことをまとめたものですから、留学を考えている人にもいいんじゃないかな。
それから、子どものためのこんな事典もあるんだね。『The New First Dictionary of Cultural Literacy: What Your Child Needs to Know』これって、英語をお勉強している子どもだけでなく、大人にも役に立ちそう。

そそ。この本の原典ちゅうか、出典は、『What Your 〜 Greader Needs to Know』シリーズ(Core Knowledge Series)であります。1〜6年生用の本、幼稚園用の本、教師や親用の本など、多数発刊されているようです。

※新品価格が表示されてない本があるけど、「ロープライス」よりもずっと安くなってるようですよ。価格の逆転現象は、出品時期の問題かな。

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